日本パッケージングコンテストは、公益社団法人日本包装技術協会の主催で毎年開催されています。
優れたパッケージとその技術を開発普及することを目的として実施され、日本のパッケージの最高水準を決定するものです。
材料、設計、技術、デザイン、ロジスティクス、販売促進、アイデア、環境対応、適正包装等あらゆる機能からみて食品部門、医薬品部門、化粧品部門、電気・機器部門、日用品・雑貨部門等から年間の優秀作品を選定いたします。
浅野段ボール株式会社は、最高賞のジャパンスター賞をはじめ多くの入賞作品がございます。
2019年 輸送包装部門賞 |
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スタッキングケースの包装改善 |
シェルフレディパッケージのスタッキング時の安定性 向上と省資源化を目的に、包装材の適正化を行いました。従来スタッキング時に上乗せされるケースの受け面積が小さく、安定性に欠け、材料ロスも多かったが、折り返し構造の改善により、受け面積を46%UPして安定性を向上しつつ、材料ロスを約6%まで削減し、約15%の使用材料を削減しました。 |
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2018年 工業包装部門賞 |
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天面再封かん形式の新形状開発 |
従来リターナブル段ボールケースの封緘に用いる 天面再封緘形式(ハの字ロック)は、爪部の差し込 みで内容品を傷つけたり、フラップの落ち込みで 異物混入の恐れがありました。そこでフラップを 交差させて、重ね合せる構造により、隙間やフラップの落ち込みを解消し、また長さ面の交差した フラップの間に巾面の爪を差し込むことで、傷付き防止しになります。 |
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2017年 工業包装部門賞 |
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甲板の包装改善 |
積層材の組み合わせよる梱包を段ボールの緩 撃材にすることで、部材の集約と共通化を図っ た包装です。 それにより、梱包作業時の作業者 の負担軽負担軽減、在庫管理を容易にしました。 |
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2016年 工業包装部門賞 |
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自動車用部品箱の包装改善 |
従来の組立箱形式から、底抜け防止を強化したワンタッチ形式へ変更することにより、組立作業時間の大幅短縮に成功しました。また、サイドグル―タイプへ変更したことで、従来のライナ―グレ―ドをダウンさせても同等の耐圧強度を実現しました。 |
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2014年 大型・重量物包装部門賞 |
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四方差し段ボールパレット『あっぱれ』 |
四方差し段ボールパレットの弱点である両方向の曲げ強度を克服するために、桁材に梁の役割を果たす部材を通すことで、最高水準の強度を実現しました。また、積載荷重をバランスよく均等に受けさせるために、幅広の桁材を採用しました。 |
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2013年 電気・機器包装部門賞 |
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マーキングチューブ用段ボール製ボビンの開発 |
従来品の紙製ボビンは脱着可能な物がなく、取り替えに手間がかかっていました。 改善品ではボビンのツバ部分が簡単に取り外すことができるようになり、チューブを巻きの状態のまま芯材にセットするだけで使用可能となっています。チューブの取り替えも簡単で繰り返し使用できるようになっています。 |
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2012年 電気・機器包装部門賞 |
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ナースカート(カレ)テープレスケースの開発 |
ケースの封緘を横からの差し込み式にすることで、製品の入れやすさを損なわず、かつ、しゃがまずに梱包作業を行うことができるテープレスケースです。 また、手掛け穴がフタ外れ防止のロック機能を兼ねています。 |
2011年 食品包装部門賞 |
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苺2パック連結ケースの改善 |
ケース自体に仕切機能を取り付けることによって使用材料の削減を図り、2パック用にする場合は、ロック部分を解除してケースを切り離すだけで2パック用として使用することが出来るよう改善致しました。
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2010年 包装アイデア賞 |
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母の日用切花BOXの改善 |
花束の固定方法の作業性改善と固定位置を複数に増やすことを目的に開発致しました。箱を組む際に、花束固定材を一体化させることで、梱包作業性の向上を図りました。花束の固定箇所は3箇所から選べ同梱するギフトのスペースを確保した仕様です。 |
2009年 大型・重量物包装部門賞 |
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キッチンカウンターの適性包装 |
角・稜・面の三方向からの衝撃に強い段ボール製のコーナー当てと、製品の撓みによるわれを防ぐW字受け材とスリーブを配置することで、製品を保護し、梱包材の適正化を行いました。 |
2008年 大型・重量物包装部門賞 |
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ラゲージ用角アテ保護材の軽量化包装 |
自動車のラゲージ(トランクの開口部)の角部を保護するための緩衝材の重量低減を図りました。 ラゲージの接地部は鋭角なため、硬度のあるクラフトボードを使用し、緩衝スペースには緩衝性能に優れたコルパッド(特殊段ボールによる積層材)を使用した複合包装と致しました。
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2007年 大型・重量物包装部門 |
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インク用ドラム缶の包装 |
ドラム缶梱包・輸送のためのリターナブルコンテナーです。 底部にドラム缶を固定させる機能を有し、2段積みが可能なため積載効率がアップ致しました。また、折りたたみ機能もあるので、返却時や保管時に平の状態となりスペースをとらないようになっています。 |
2006年 日用品・雑貨包装部門賞 |
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花縦型カートン |
平箱から完全縦箱にすることにより、鮮度保持期間を延長でき、商品価値を向上させました。 リターナブル樹脂ケースと段ボールボックスの複合包装でコストダウン梱包作業性が向上致しました。また、前面が大きく開閉し取り出しやすさも向上しております。 |
2005年 電気・機器包装部門賞 |
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浴室天井用包材の共通化 |
1つの包装材で、長さ違いの5つの製品を梱包できる仕様にし、製品上部を開放することで、コスト削減と環境への負荷を低減できるようにしました。 また、製品の視認性が良くなる為、荷役時の取り扱いの注意を促すようになっています。 |
2004年 日用品・雑貨包装部門賞 |
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印写材の両方向縦目包装 |
ダブルレングススタイル、両方向段ボールの縦目包装仕様は、へこみ・すじの発生をなくし、飛躍的な圧縮強度のアップ及び段ボールロスの削減・コストダウン・製作リードタイムの短縮に成功致しました。
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2002年 大型・重量物包装部門賞 |
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段ボール製低コストパレット |
環境対応のため、使用材料削減とコスト低減を目的に徹底した使用材料と、製造工程を改善した材料削減による軽量化を図り、組立工程と接着方法の効率化を図ることにより「安価パレット」の開発に成功致しました。 |
2001年 POP・店頭販売包装部門賞 |
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使用済み「カセットテープの回収BOX」 |
段ボールBOXを回収BOXとして利用を図るため、封緘材不要な形状とし、消費者の目に付きやすいディスプレイ方式とインパクトのあるデザインで、リターナブル回収ボックスとして回収の効率化を図っています。
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2000年 電気・機器包装部門賞 |
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PEデザインの新包装形態 |
地球環境保全パッケージの推進にあって、1枚の段ボールに個装箱と緩衝材の機能を一体化して、スリム化による「省資源包装」と「トータルコストダウン」を可能にしました |
1999年 電気・機器包装部門賞 |
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BS・CSアンテナの新包装形態 |
環境保護の観点より、オール段ボール仕様で、中材はノン接着とした段ボール特性をフルに活用し、異形な商品の保護性・固定性に配慮し、包装容積、仕様材料も無駄のない仕様にまとめました。 |
1999年 ロジスティック賞 |
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折りたたみコンテナの新包装形態 |
松下通信工業(株)様, 松下通信エンジニアリング(株)様 共同出品 ハニカム構造の部材を5つの面に施し、衝撃吸収と保管時の耐圧、ズレ防止に対応、ワンタッチで形成できる仕切と一体化し、マテリアルリサイクルを考慮した紙製のリターナブルボックスです。 |
1998年 電気・機器包装部門賞 |
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業務用無線機の新包装形態 |
松下通信工業(株)様, 松下通信エンジニアリング(株)様, (株)日東ディード様 共同出品 環境保護の観点から、再生紙100%のコルパッドを使用し、更に全面抜き加工により衝撃吸収と固定保持性が向上した新しい紙系包装材を開発。段ボールの利点を引き出し1ピースでシンプルな仕様にまとめました。 |
1997年 電気・機器包装部門賞 |
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顕微鏡の新包装形態 |
オリンパス光学工業(株)様, 共栄ダンボール(株)様 共同出品 形状が複雑な顕微鏡の本体包装 緩衝性を保持するため段ボールシート積層品を部分的に接合させた包装形態の考案致しました。 |
1997年 ジャパンスター賞/ワールドスター賞 |
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ASパッコン |
形外装段ボール包装容器としてリターナブル容器の必要機能を確保しています。特にワンタッチの折り畳み、スムーズな回収作業が容易に行う事ができます。 |